リッチモンド通界隈 旧「山の手」地区のお抱え商店街 案内図はこちら 北東に傾き気味ですが「ブロードウェイ=ハロッズバーグ通」を縦軸とすると、直角に交差している「メイン・ストリート=リッチモンド通」はレキシントンの横軸です。これを、ダウンタウンから負の方向、北西方面に行くとそのうちにリーズタウン通という名前に変り、州都フランクフォートへと通じています。春先のドライブ日和の頃に、レキシントン霊園(Lexington Cemetery)のはなみずきのトンネルをご鑑賞になってはいかがですか。
このページでご紹介する正の方向、南東のリッチモンド通方面には、偉大な政治家ヘンリー・クレー(注ご参照)の大邸宅に代表される旧「山の手」の住宅街が残っています。周りを取り巻く商店街の中には、若干オールド・ファッションでも、気の利いたお店がたくさんあっても不思議ではありません。
同じブロックの裏手にはRichmond Woods Centre、昨年オープンの小モールです。居酒屋やまぐちの両隣りに色鮮やかなお店があるのお気づきでした?Nancy’s Pet Salonは、飼い主に恵まれて幸せに暮らすペットの皆さん専用のサロンです。シャンプー、カット、爪のお手入れをしてくれる…うらやましいなあ。ペットのサイズによってお値段が違いますが、$35〜。出勤前の朝8時半に預けて,お昼休みや退社後の夜6時に引き取りに来れば完璧です。 Incredibly Edible Delitesは「盛り花」ならぬ「盛り果物」…かわいらしいフルーツ・バスケットの専門店。クリスマスや祝祭日には、多いと1日に200個もの注文とか。もちろん、お子様のお誕生会用にも好評で、配達もしてくれるそうですよ。ちなみに、生ものですし、余ったら施設に寄付しているそうです。
1ブロック南のPatchen Villageは小さなお店の集まりです。表にはキルト用品のCorner Quilt Shop、裏手に回れば、毛糸屋さんのKnit One Pure Oneなどなど。ブロックの南はじには、炭火焼肉のArirang Gardenがあります。日本風とは心持ち肉質も違いますが、付き出しの韓国野菜はいっぱいで、カルビやタンも頼めて「合格」です。週末の夜にはバッフェもあります。そういえば、チップは15%と相場は決まっていますが、バッフェの場合は客がほとんど自分でサービスしますからチップは少しでいいんですよね。皆さん、ご存知でした?このお店の場合は、炭火を持ってきてもらったり、バッフェでも接客に手間がかかることでもあり一人2jくらいは払った方がいいかしら?
Lakeview Plazaは、今はやや寂しげなたたずまい。存在感があったアスレチック・クラブのGold’s Gymがプール付きの新しい建物(Todds Rd./Pulumbo Dr.)に引っ越して、抜け殻だけが残っています。 地中海(Mediterranean)料理と書いてあるお店が増えてきましたが、南欧やシシリー島などのお料理ではないのでご注意。多分、モロッコからトルコあたりまでの地中海沿岸の食べ物をいうのかしら?私には、中東料理と区別が付きません。Mr.Kababもそんなお店のひとつですが、チーズパイなどもあってメニュー豊富。今回は、時間の都合で試食は見送りました。残念、残念。
Hair & Nowは西露仏独伊5ヶ国語が通じる総合美容サロンです。それもそのはず、初代支配人がニューヨークで国連に勤めていたキャリア・ウーマン。奥様お誘い合わせでみえて、髪はもちろん顔や全身のお手入れ、マッサージと、軽食をとりながら半日のんびりと過ごしていただきたい…その名も「Queen For The Day」コースはしめて$195、私には10年くらい早いかも。日本語サービスは、通訳さんが帰国してしまったそうで、当分休業です。 リッチモンド通を隔てた反対側のブロックには酒屋さんのLiquor Barn。ハロッズバーグ通の姉妹店にはない一時代前のお惣菜屋さんの趣きが感じられます。ここもHamburg Placeに移って今風になってしまうのかしら?せめて手作りのおつまみは残してほしいな。裏に引っ込み目立ちませんが、Tabor Ridge Centreには家具の本場ノース・キャロライナのKincaidがあります。合板無用、本物の板を使った家具しか置いていないのはレキシントンでもここだけというのが、このお店の自慢です。 Man o’ War Placeの北棟にあるイタリア料理のPortabella’sは要チェック。地場のお店ですから、平均的なお客さんを相手にするチェーン店ではまず口にできない、オーナーの自信に満ちた味付けがあるようです。パンやパスタも手作りでしょう。お勧めはウェディング・スープ、お試しください。 アメリカの病院では、看護婦さんがミッキーやキティちゃんの服を着ていたりして、ほほえましいですよね。Life Uniformは制服屋さん。なるほどなるほど、看護婦さんは、こういうお店で買っていたのか。あれこれ個性的な制服の数々、あれれ、制服ってみんな一緒だから制服だった筈? Mist Lake Shopping CenterはWal-Martがどんと目立つモールですが、小さなお店も見てみましょう。中古スポーツ用品のSports Exchange。3日坊主のアメリカ人がほとんど使わずに売り払った新品同様の減量器具がいっぱい並んでいます。ネット・オークションの時代になり、以前ほど良い値段は出なくなったかもしれませんが、いらなくなったゴルフ・クラブここに持ち込んでみたらいかがでしょう。Heroes Realmはアニメのフィギュアを売っています。私には分かりませんが、その道の皆さんには気になるお店なのでしょうね。中をのぞけば、横手に談話室風の小部屋があり、常連さんらしアメリカ人の皆さんが熱心に話し込んでいる様子でした。 ニューサークル方面に戻ってLexington Mall。お店が次々に出て行きDillard’sだけになってしまった幽霊モールです。別棟のHome Depotは、その立ち退きを巡って目下裁判中=2審まで敗訴というややこしさ。まあ、お買い物には関係ないことですけど。
ウィンチェスター通のすぐ北には和食のスガノ、有名ですよね。Eastland Shopping Centerは、正直、ご説明するほどのモールではないんですが、新品でも中古でもピアノにご用のある方はHenderson Musicへどうぞ。入手しにくいビタミンやサプリメントをお求めの方は、Roberts Health Foods(姉妹店Man o’ War Place)で探してみてはいかが? ウインチェスター通の南にはSam’s Club=Wal-Mart系列の会員制量販店で、倉庫のような建物にうず高く商品が陳列されています。1パックの量が多いので単身赴任者には不向きですが、何でも割安でお買い得です。消耗品や冷凍食品など保存がきくもののお買物なら行かなきゃ損々。Seoul Supermarketは老舗の韓国系食材店ですが、日本食品も置いています。野菜系に強いかな? スケート・リンクとゴルフ練習場 マノワー通を越えて南に行くと、丘の上にメキシカンのMi Mexicoがあります。 病院街を過ぎてDabney Driveに入ったところに、打ちっ放しのWhite Havenゴルフ練習場があります。空港の近くにある有名なMan O’ War Golfよりは、安くレッスンが受けられるそうです。 リンク先の地図を見てください。ちょっと分かりにくいのですが、リッチモンド通を離れて少し南西に行くと、Lexington Ice Center(写真)というスケート・リンクがあります。左隣はミニゴルフ場になっています。
ケンタッキーは、18世紀後半から、ヴァージニアのフロンティアとして開拓されてきましたが、独立戦争終結の翌1779年に15番目の州と認められます。クレーは、20才でレキシントンに出て来て州の議会にデビュー、1811年には連邦議会に転じるや下院議長に選ばれ第2次対英戦争について若手のタカ派論客として活躍します。 19世紀前半のこの地方は、タバコや麻の栽培では南部型農業に依存する一方、オハイオ川流域に至る北部の産業化の波にも洗われていました。クレーが、3度にわたり北部の奴隷制廃止論と南部の分離独立論を仲裁し「妥協の名手」と呼ばれたのは、彼の宿命だったのでしょう。 終止、民主党に対抗するホイッグ党の第一人者でありながら大統領となる機会を逸しました。彼の死から9年、1861年には北部のリンカーン、南部のジェファーソン・デービスと、共にケンタッキー生まれの大統領を掲げる両軍が戦火を交えることになります。 (2005年5月 T. 山田) |