ケンタッキー・e-ガイド

                     管理人:KJBusiness Consulting, LLC  2833 Ashbrooke Dr.  Lexington, KY 40513

このページは、レキシントンを中心とするセントラル・ケンタッキーに住む日本人の皆さんの生活とビジネスのご便宜を図る目的で開設しました。英語を話せる方でも、初めての赴任地ではトラブルが起きがちです。何でも、できる限りお手伝いします。ご遠慮なくご相談ください。

   

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  KJBusiness Consulting, LLC  代表 山田 隆俊・満里

       Tel:(859)223-6449 Fax:(859)223-6348

       Email: ty@kjbusiness.com

 

1973年三井銀行に入社、1987〜91年トロント、1995〜98年レキシントン駐在員事務所長。1998〜99年には豊田合成に出向、ケンタッキー工場新設のプロジェクトを手伝いました。

2000年10月夫婦で「何でも屋」を開業。私たち自身の北米駐在経験を活かし、ご赴任直後の生活準備からビジネスのご用に至るまで、あらゆる分野で皆さんのお役に立つサービスを提供するつもりで頑張っています。

弊社は自動車用内装部品、外装部品、プレス製品、溶接製品などの検査治具のスペシャリストです。


街とお買物

リッチモンド通界隈

旧「山の手」地区のお抱え商店街     案内図はこちら

 北東に傾き気味ですが「ブロードウェイ=ハロッズバーグ通」を縦軸とすると、直角に交差している「メイン・ストリート=リッチモンド通」はレキシントンの横軸です。これを、ダウンタウンから負の方向、北西方面に行くとそのうちにリーズタウン通という名前に変り、州都フランクフォートへと通じています。春先のドライブ日和の頃に、レキシントン霊園(Lexington Cemetery)のはなみずきのトンネルをご鑑賞になってはいかがですか。

 

 このページでご紹介する正の方向、南東のリッチモンド通方面には、偉大な政治家ヘンリー・クレー(注ご参照)の大邸宅に代表される旧「山の手」の住宅街が残っています。周りを取り巻く商店街の中には、若干オールド・ファッションでも、気の利いたお店がたくさんあっても不思議ではありません。

 

   ● フレンチ・クォーターで、南部の風を感じて!!

   ● お客様はポチ・タマ…キュートなサロン

   ● 手料理で本格派インド・カレーはいかが?

   ● 深夜も営業…ほっかほっかドーナッツ

   ● 着てみる機会はないけれど、見てみては?

   ● ニューサークル/リッチモンド通の界隈

   ● ニューサークル/ウィンチェスター通の界隈

   ● スケート・リンクとゴルフ練習場

      ● (注)ヘンリー・クレー


フレンチ・クォーターで、南部の風を感じて !!

 片側3車線で渋滞のなくなったリッチモンド通、ニューサークル4を下りてすぐのところに、ニューオーリンズの観光名所の名前をちゃっかりと拝借した“French Quarter” Squareがあります。シンボルのホテルの名前は変わってしまいましたが、ここにはミシシッピー風の街並みが残っています。Applebee'sがあるのも偶然ではないかもしれません。少し辛めの南部風味付けがこのレストラン・チェーンのウリ…でも「ざりがに」など本格的なケージュン料理まではおいていませんよ。Panera Bread はゆったりした喫茶コーナーもあるおいしいパン屋さん。ベーグル、デニッシュ、マフィン等々にサラダ、軽食コンボもオーダーできます。私がはまってしまったのはSoup in a Sourdough Bread Bowl…くり抜いたパンの容器にお好みのスープを注いで(ダイエットは一時忘れて)パンまで全部食べてくださいね。The Good Feet Storeは「靴の中敷き」専門店。ぴったりしっくりの靴を探すのは難しいですよね。$60〜とお高めですが、外反母趾でお悩みの方は一度のぞいてみられては?


お客様はポチ・タマ…キュートなサロン

 同じブロックの裏手にはRichmond Woods Centre、昨年オープンの小モールです。居酒屋やまぐちの両隣りに色鮮やかなお店があるのお気づきでした?Nancy’s Pet Salonは、飼い主に恵まれて幸せに暮らすペットの皆さん専用のサロンです。シャンプー、カット、爪のお手入れをしてくれる…うらやましいなあ。ペットのサイズによってお値段が違いますが、$35〜。出勤前の朝8時半に預けて,お昼休みや退社後の夜6時に引き取りに来れば完璧です。

Incredibly Edible Delitesは「盛り花」ならぬ「盛り果物」…かわいらしいフルーツ・バスケットの専門店。クリスマスや祝祭日には、多いと1日に200個もの注文とか。もちろん、お子様のお誕生会用にも好評で、配達もしてくれるそうですよ。ちなみに、生ものですし、余ったら施設に寄付しているそうです。


手料理で本格派インド・カレーはいかが?

 お向かい、Richmond Rd PlazaにあるParisa International Supermarketでは中近東、南アジア方面の食材が手に入ります。本格派インド・カレーのルーを売っていたので購入し、山田さんが家で作ってみたそうです。「ギー」というバターを買い忘れサラダ油で代用したのですが、たいした手間もかからず、まずまずの料理に仕上がったとか。ほかに、月桂樹の葉、グァバやマンゴなどのジュース、ココナッツ・バター、オリーブ・オイル、モロッコ、アルジェリア料理のクスクス(ひいた小麦粉をいったん蒸して乾燥させた粒)、シシ・カバブを焼く串などなど多彩な商品のまだまだほんの一部です。Sheabel Kennelは、犬のホテル兼トレーニング・センターです。犬を長期間預かってくれますから、買主が一時帰国などで家を離れるときには便利です。各種訓練で、ご主人の言うことをよく聞く忠犬にしつけてくれます。ついでに、毛のトリミングも頼めるそうですよ。

 1ブロック南のPatchen Villageは小さなお店の集まりです。表にはキルト用品のCorner Quilt Shop、裏手に回れば、毛糸屋さんのKnit One Pure Oneなどなど。ブロックの南はじには、炭火焼肉のArirang Gardenがあります。日本風とは心持ち肉質も違いますが、付き出しの韓国野菜はいっぱいで、カルビやタンも頼めて「合格」です。週末の夜にはバッフェもあります。そういえば、チップは15%と相場は決まっていますが、バッフェの場合は客がほとんど自分でサービスしますからチップは少しでいいんですよね。皆さん、ご存知でした?このお店の場合は、炭火を持ってきてもらったり、バッフェでも接客に手間がかかることでもあり一人2jくらいは払った方がいいかしら?


深夜も営業…ほっかほっかドーナッツ

 その向かい、Krispy Kremeのドーナツは、ジャスト・イン・タイムで製造即売。看板の下にある「HOT」のランプが点灯したら「待ってました」と駆けつけましょう!できたてが食べられますよ。しばらく近所をうろちょろしてみましたが、残念、点灯の瞬間は写真にはおさめられませんでした。ドライブスルーは何と24時間オープン。屋台のラーメンなら分かるけど、夜中に誰が買ってくのかな?夜勤の人??まあ、お持ち帰りもいいけれど、昼間はコーヒーと一緒にお店でホカホカを食べるのが一番ね。

 Lakeview Plazaは、今はやや寂しげなたたずまい。存在感があったアスレチック・クラブのGold’s Gymがプール付きの新しい建物(Todds Rd./Pulumbo Dr.)に引っ越して、抜け殻だけが残っています。

 地中海(Mediterranean)料理と書いてあるお店が増えてきましたが、南欧やシシリー島などのお料理ではないのでご注意。多分、モロッコからトルコあたりまでの地中海沿岸の食べ物をいうのかしら?私には、中東料理と区別が付きません。Mr.Kababもそんなお店のひとつですが、チーズパイなどもあってメニュー豊富。今回は、時間の都合で試食は見送りました。残念、残念。

 Hair & Nowは西露仏独伊5ヶ国語が通じる総合美容サロンです。それもそのはず、初代支配人がニューヨークで国連に勤めていたキャリア・ウーマン。奥様お誘い合わせでみえて、髪はもちろん顔や全身のお手入れ、マッサージと、軽食をとりながら半日のんびりと過ごしていただきたい…その名も「Queen For The Day」コースはしめて$195、私には10年くらい早いかも。日本語サービスは、通訳さんが帰国してしまったそうで、当分休業です。

 リッチモンド通を隔てた反対側のブロックには酒屋さんのLiquor Barn。ハロッズバーグ通の姉妹店にはない一時代前のお惣菜屋さんの趣きが感じられます。ここもHamburg Placeに移って今風になってしまうのかしら?せめて手作りのおつまみは残してほしいな。裏に引っ込み目立ちませんが、Tabor Ridge Centreには家具の本場ノース・キャロライナのKincaidがあります。合板無用、本物の板を使った家具しか置いていないのはレキシントンでもここだけというのが、このお店の自慢です。

 Man o’ War Placeの北棟にあるイタリア料理のPortabella’sは要チェック。地場のお店ですから、平均的なお客さんを相手にするチェーン店ではまず口にできない、オーナーの自信に満ちた味付けがあるようです。パンやパスタも手作りでしょう。お勧めはウェディング・スープ、お試しください。


着てみる機会はないけれど、見てみては?

 アメリカの病院では、看護婦さんがミッキーやキティちゃんの服を着ていたりして、ほほえましいですよね。Life Uniformは制服屋さん。なるほどなるほど、看護婦さんは、こういうお店で買っていたのか。あれこれ個性的な制服の数々、あれれ、制服ってみんな一緒だから制服だった筈?

 Mist Lake Shopping CenterWal-Martがどんと目立つモールですが、小さなお店も見てみましょう。中古スポーツ用品のSports Exchange。3日坊主のアメリカ人がほとんど使わずに売り払った新品同様の減量器具がいっぱい並んでいます。ネット・オークションの時代になり、以前ほど良い値段は出なくなったかもしれませんが、いらなくなったゴルフ・クラブここに持ち込んでみたらいかがでしょう。Heroes Realmはアニメのフィギュアを売っています。私には分かりませんが、その道の皆さんには気になるお店なのでしょうね。中をのぞけば、横手に談話室風の小部屋があり、常連さんらしアメリカ人の皆さんが熱心に話し込んでいる様子でした。


ニューサークル/リッチモンド通の界隈

 ニューサークル方面に戻ってLexington Mall。お店が次々に出て行きDillard’sだけになってしまった幽霊モールです。別棟のHome Depotは、その立ち退きを巡って目下裁判中=2審まで敗訴というややこしさ。まあ、お買い物には関係ないことですけど。

 地味な門構えの中で、一軒あざやかに際立っているのがChuck E. Cheese’s、レストラン兼子供の遊び場といった感じでしょうか。お子様のお誕生パーティーにいい場所のようですよ。でも、大人同伴ならぬ、子供同伴でなければ大人は入れないのだそうです。子供天国のようですね。もう一軒、Tots 2 Teensは子供服の古着を扱っているお店。販売と買取の両方をしていますが、あまり着古したものは引き取ってくれないそうです。Philip Gall’sはスキー用品のお店、ということで必要ない、と思うなかれ。普通の服屋さんで気に入った厚手の冬物が見つからない時にはここでスキーウェアを探す、という手もありますよ。ほかに、釣りや山歩きなどアウトドア用品も売っています。

 


ニューサークル/ウィンチェスター通の界隈

 ウィンチェスター通のすぐ北には和食のスガノ、有名ですよね。Eastland Shopping Centerは、正直、ご説明するほどのモールではないんですが、新品でも中古でもピアノにご用のある方はHenderson Musicへどうぞ。入手しにくいビタミンやサプリメントをお求めの方は、Roberts Health Foods(姉妹店Man o’ War Place)で探してみてはいかが?

 ウインチェスター通の南にはSam’s Club=Wal-Mart系列の会員制量販店で、倉庫のような建物にうず高く商品が陳列されています。1パックの量が多いので単身赴任者には不向きですが、何でも割安でお買い得です。消耗品や冷凍食品など保存がきくもののお買物なら行かなきゃ損々。Seoul Supermarketは老舗の韓国系食材店ですが、日本食品も置いています。野菜系に強いかな?


スケート・リンクとゴルフ練習場

 マノワー通を越えて南に行くと、丘の上にメキシカンのMi Mexicoがあります。

 病院街を過ぎてDabney Driveに入ったところに、打ちっ放しのWhite Havenゴルフ練習場があります。空港の近くにある有名なMan O’ War Golfよりは、安くレッスンが受けられるそうです。

 リンク先の地図を見てください。ちょっと分かりにくいのですが、リッチモンド通を離れて少し南西に行くと、Lexington Ice Center(写真)というスケート・リンクがあります。左隣はミニゴルフ場になっています。

 


(注)ヘンリー・クレー (1777〜1852) 

 ケンタッキーは、18世紀後半から、ヴァージニアのフロンティアとして開拓されてきましたが、独立戦争終結の翌1779年に15番目の州と認められます。クレーは、20才でレキシントンに出て来て州の議会にデビュー、1811年には連邦議会に転じるや下院議長に選ばれ第2次対英戦争について若手のタカ派論客として活躍します。

 19世紀前半のこの地方は、タバコや麻の栽培では南部型農業に依存する一方、オハイオ川流域に至る北部の産業化の波にも洗われていました。クレーが、3度にわたり北部の奴隷制廃止論と南部の分離独立論を仲裁し「妥協の名手」と呼ばれたのは、彼の宿命だったのでしょう。

 終止、民主党に対抗するホイッグ党の第一人者でありながら大統領となる機会を逸しました。彼の死から9年、1861年には北部のリンカーン、南部のジェファーソン・デービスと、共にケンタッキー生まれの大統領を掲げる両軍が戦火を交えることになります。

(2005年5月 T. 山田)