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「家を貸すお手伝いもしてください」…わが社の社長=山田さんの指令に、元気よく「はーいっ」と答えて始めたのですが、KJBusinessの仕事は奥深い。ただ、単純に入居者の皆さんのお話を通訳して大家さんに伝えればよいのではないです。
年2回のエアフィルター交換サービスについていって、奥様方に「何でも相談しやすい人」と思っていただいたのは私の人徳かな?そのおかげで、じゃんじゃん緊急電話がかかってきます。
アメリカで一戸建てに住んだことのない私には、大きなことは言えませんが、トラブルの半分は私たち日本人の無知や勘違い=(大家さんの出る幕もなく)簡単に解決、でも残りの半分は一大事=われらが誇る修理部隊の出動です。
こわーい冬のホースの外し忘れ 
KJBusinessも機会あるごとに「注意喚起」してきたのですが、氷点下の日が続くようになる前に庭のホースを外しておかないと、そのうち残り水が水道管を伝って上がり、凍てついて水道管を破裂させてしまいます。ご家族の不在時に起きたら大洪水、居間や客間に流れ込んだらカーペットもびしょぬれで、水道料金もかさみ泣きっ面に蜂。最悪の事態になります。
この記事を読んであわてて外したあなた…残念ながら100%安心とは言えません。春先、気温上昇とともに爆発することもあるのです。水道の元栓はどこにあるかご存じですか?いざという時にあわてないよう今のうちに見ておきましょうね。
夜中に停電、週末に暖房が故障
冬はほかにも危険がいっぱい。先日は、夜の10時に「停電」の連絡がはいりました。ちょうど寒波のまっただなか。自動的に暖房も切れました。朝までほっておいたら、室温が下がり入居者の方もお気の毒ですが、それこそ水道管が破裂する可能性もあなどれません。そこで、われらが修理屋さん=ウィルに現場に急行してもらいました。結果的には電力会社のトラブルで、ウィルは何もしないで引き上げたのですが、何とも頼もしい味方です。私たちも、就寝時には電源を切りますが、起きている間は必ずケータイで応答することにしています。
そういえば、エアコンはなぜ週末にばかりこわれるのかしら?ちょっと、ぶつぶつ言いたいかも。でも、私がお世話しているお宅の皆さんは幸せ…われらが空調テクニシャン=ラスティーは、お休みの日でも出動します。大家さんもラスティーの休日特別料金を気持ちよく払う太っ腹の持ち主です。夏=冷房の故障なら、月曜日まで我慢してもらうかも?
ガス漏れはガス会社に急報しましょう 
電気が切れたらブレーカーが落ちていないか見るのは日本と同じで基本動作、ここまでは皆さんチェックしてくださいますが、意外に、コンセント付きのオンオフ・ボタン(写真)などちょっとした仕掛けが落とし穴です。
ガス漏れとなると、これはチョー深刻な事態です。室内でも室外でも、気が付いたら直ちにガス会社に電話しましょう。ガスには臭いが付いているので、漏れたら分かるのだそうですよ。スカンクの○○の臭いを勘違いしてガス会社に急報したお宅もありますが、ガス会社は無料で来てくれますし、誤報でも文句は言われなかったそうです。ガスの元栓は、屋外のガス・メーターの付近にありますが、取り扱いにはくれぐれもご注意ください。
とんで火に入る鳥やリス?
えーっ、まさかと思ったのが、鳥さん事件。乾燥機の排気ダクトの端から、暖を求めて鳥がもぐりこんで来るのです。一度入ると後戻りできず、かわいそうに、たいていは悲しい姿で見つかります。お宅の排気ダクトの端には、鳥除けスクリーン(網=写真)が付いていますか?リスなどの小動物は、ご丁寧にスクリーンを食いちぎって侵入してくることもあるようですけど。
そういえば、北海道の私の実家でも、ツワモノのスズメが、煙突の中に巣を作っちゃった事件がありました。暖炉をお使いになるお宅は、シーズンの前に必ず煙突掃除をお忘れなく。
ぬるいお湯・・・ボイラーは大丈夫?
「湯船に一杯もお湯がたまらないんです」とか「みんなでシャワーするとお湯がなくなっちゃうんです」というので、「大きなボイラー(正しくはWater
Heater)に換えてください」という方がいらっしゃいますが、ちょっと待って。きっとボイラーの故障です。ボイラーの容積は40〜50ガロンが普通で、2バスの家ならまず十分のはず。単純構造なのですが、プラスティック製のディップ・チューブというお湯を循環させるパイプ(写真=矢印の先)が溶けてこわれ、高温のお湯がたまらなくなることがあるのです。
困るのは、アメリカ人はあまりお湯を多く使う習慣がないので、プロの鉛管工(Plumber)さえ「大丈夫、こわれていないよ」で済ませてしまうこと。そこで、私たちは、メーカーのHPで自ら勉強、鉛管工にノウハウを伝授して修理させたのです。ふーっ、もう、2軒も…。
水漏れ事故アラカルト
天井から水がたれてきたら、主な原因は@バスルームの配管Aエアコン(冷房)B雨漏りの三択かしら?配管の修理は、天井にぐっさり穴を開けて、修理後に塗り直すという荒っぽいやり方ですから、日本人の私たちは目を丸くしていしまいます。「水漏れの音がするから…」と修理屋さんを呼んだら、「場所が特定できないから、しみが出てくるまで待って、もう一度電話してきて…」と言われて、これまた目をシロクロ。でも、断じてこれは例外。ほっといたらこわーい水漏れが多いので、何かあやしい兆候に気がついたら、すぐに手を打つべきですよ。
大陸性気候はダイナミック。滝のような雨が続き、ニュースで周辺の町が洪水に襲われているのを見つつも所詮他人事だと油断している頃…お宅の地下室は無事ですか?滅多にないことですが、壁や床から水がしみ出してきて家具をぬらすほどになることもありますから、地下室をお持ちの皆さんは、あらかじめ大事なものは1階や2階に置くようお勧めします。
ガレージドア:1ポイントチェック
ガレージ・ドアが閉まらなくなってしまうことがあります。モーターやチェーン、レールなどがおかしくて業者に修理を頼むことも多いのですが、ガレージ両脇の足元にある赤外線センサー(写真)の向きがずれたり、何か障害物が悪さをしていることが多いので、まず皆さんの目でチェックしてください。
修理屋さんが来るまでは、面倒でもマニュアルで開け閉めしてくださいね。モーターの近くにぶら下がっているヒモ(写真)を引けば手動モードになりますよ。
壁には画ビョウかクギ、テープは厳禁
壁がさびしいから何か飾ろうかな?でも、クギを使ったら大家さんに後で文句言われそうだし…と気にする反面、テープくらいならいいかっと軽く考えてお子さんの絵など壁に張ってしまう方、これが大問題になることがあります。
画ビョウや小さなクギの跡は、ワンポイントで上塗りしたら目立たなくなるので、あまり心配いりません。ところが、テープをはがした跡は、拭いても取れないと面で残るから厄介。汚れた箇所は小さくても、続き部屋まで全ての壁を塗り直す最悪のケースもありますから、注意してくださいね。元カベと今カベの色を完全に合わせることはできません。
ピー・・・、ピー・・・、煙感知器の電池切れ
くやしいけれど、アメリカの台所では魚は焼けません。コンロの上の子供だましの換気扇(写真)は、調理の湯気を吸っても、フィルターでちょっと浄化して室内に還流させるだけ。焼くなら電気グリル(魚焼き機)を使うか、さもなくば、お庭でカセット・コンロのバーベキューとしゃれこんでください。無理をしたら、煙感知器(スモーク・ディテクター)が鳴り出します。
さて、その煙感知器…間隔を置いて、ピー、ピーと、鳴って止らなくなることがありませんか?そんな時はあわてず、感知器をひねって外し、中の電池を取り替えましょう。機種によって違いはあるかも…山田家の場合は写真の通りで、電池は9Vの角型です。
ディスポーザーが詰まったら…シュッポ〜〜〜ン!!
台所の生ゴミを粉砕して流せる便利な器具ですが、詰まらせたらやっかいと、あまり使っておられない方も多いようです。そこで、正しい使用法を解説…@まず水を流し始めるAスイッチを入れるB生ゴミを流すCスイッチを止め水も止める。貝殻や太い骨、梅干の種など特に硬いものと、ねぎやとうもろこしの皮など繊維質のものは避けましょう。
それでも詰まってしまったら、通称「シュッポン」のお出ましです。トイレのお掃除専門の道具かと思っていたら大間違い。パイプ詰まりで困ったときは、薬剤でゴミを溶かそうとしたり、修理屋さんを呼んだりする前に一度試してみましょう。意外に「すごい威力…」です。
(注)久保さんは、04〜05年にかけて当社で働いていた社員です。都合で、日本に帰国しています。
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